日本のハロウィンを英語で説明する|なぜ仮装だけなのか

ハロウィンの仮装をした人たちお祭り・季節行事

「日本もハロウィンやるの?」と聞かれて “Yes.” と答えると、たいてい次に “What do you do?” が来ます。ここで固まる人が多い。日本のハロウィンは、海外のそれとかなり違うからです。

「仮装する」は英語でどう言うか

仮装するは dress up。コスプレは cosplay でそのまま通じます。衣装は costume です。

People dress up in costumes, but that is pretty much it.

(みんな仮装しますが、やることはだいたいそれだけです。)

日本にはトリック・オア・トリートがない

海外のハロウィンの中心は、子どもが近所の家を回ってお菓子をもらう trick-or-treating です。日本ではこれがほとんど行われません。

「じゃあ何をするの?」と必ず聞かれます。答えは「仮装して集まって、写真を撮る」です。

Kids do not go door to door here — it is mostly adults dressing up.

(日本では家を回りません。仮装するのはたいてい大人です。)

なぜ仮装だけが定着したのか

ハロウィンはもともと、古代ケルトの収穫祭サウィンに由来する行事で、宗教的な背景があります。日本に入ってきたとき、その部分は残らず、見た目の楽しさだけが切り取られました。

クリスマスやバレンタインも同じ形で定着しています。「日本は行事の外側だけ輸入する」と説明すると、たいてい納得されます。

Japan often imports the fun part of a holiday and leaves the religion behind.

(日本は行事の楽しい部分だけを輸入して、宗教的な部分は置いてくることが多いです。)

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こういう「日本の見え方」の話は、日常英会話の教材ではカバーされない領域です。

カボチャは、もともとカブだった

ジャック・オー・ランタンは、アイルランドでは カブ をくり抜いて作られていました。移民がアメリカに渡ったとき、現地で手に入りやすいカボチャに変わったと言われています。

この話は海外の人でも知らないことが多く、逆にこちらが教える側になれます。

They were originally carved from turnips, not pumpkins.

(もともとはカボチャではなく、カブをくり抜いていました。)

渋谷の話は必ず聞かれる

海外のニュースで取り上げられるので、渋谷の混雑を知っている人は多いです。近年は自治体が規制を強め、以前のような大規模な路上の集まりは抑えられています。

聞かれたら事実として説明したうえで、「いまは変わってきている」と添えるのが正確です。

Shibuya used to get chaotic, but the city has tightened the rules in recent years.

(渋谷はかつて混乱しましたが、近年は規制が強まっています。)

日本のハロウィンは「宗教が抜けて、仮装だけが残った行事」。そう言い切れると、説明が一気に短くなります。

ほかの行事は日本の祭りガイドお盆にまとめてあります。同じ秋の行事なら十五夜も定番です。話題に詰まりやすい人はこちらもどうぞ。

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