「日本の夏ってどんな感じ?」と聞かれて、”Hot.” で止まってしまった経験はないでしょうか。単語が出てこないのではなく、何から話せばいいか分からない。この詰まり方には、決まった抜け方があります。
詰まる原因は、英語力ではない
詰まる場面をよく見ると、たいてい 日本語でも説明したことがない話題 です。打ち水も葉桜も、日本語ですらまとめて話した経験がない。だから英語になった瞬間に止まります。
必要なのは語彙ではなく、話の組み立て方のほうです。
Honestly, I have never explained this even in Japanese.
(正直、日本語でも説明したことがなくて。)
型①「知らない」と言い切って、話を続ける
一番もったいないのは黙ることです。知らないなら知らないと言って、そのまま次につなげる。講師は正解を求めているのではなく、会話を続けたいだけです。
I do not know the details, but I know it has something to do with rice farming.
(詳しくは知りませんが、稲作と関係があることは知っています。)
型②全部説明せず、ひとつに絞る
祭りでも食べ物でも、全体を説明しようとすると必ず破綻します。数字でも、見た目でも、自分の記憶でもいい。ひとつだけ選んで話します。
「ねぶたは高さ5メートル」だけでも、会話は十分に転がります。
Let me tell you just one thing about it — the floats are five meters tall.
(ひとつだけ話させてください。山車は高さ5メートルあります。)
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詰まること自体を前提にしてくれる環境のほうが、この3つの型は練習しやすいです。
型③質問で返して、考える時間を作る
答えに詰まったら、相手に投げ返します。時間を稼げるうえに、相手の国の話が聞けて、そこから比較の話に持っていけます。比較の形にすると、説明がぐっと楽になります。
Do you have anything similar in your country?
(そちらの国にも似たものはありますか?)
仕込んでおくと効く話題
型を覚えても、話す中身がゼロだと厳しいです。よく振られる話題を、先にいくつか用意しておくと安定します。
I always keep two or three topics ready before the lesson.
(レッスン前に、いつも2つ3つ話題を用意しています。)
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話す中身を先に英文で書いておくと、本番で詰まる回数がはっきり減ります。
詰まるのは準備不足であって、実力不足ではありません。引き出しをひとつずつ増やしていけば、そのうち日本の話題を振られるのが楽しみになります。
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