Cabo Verde in English(カーボベルデ)|アフリカ沖570km・9つの島・独立50年の音楽楽園

ジャズカフェで流れた セザリア・エヴォラ の歌声が耳から離れなくて、「彼女、どこの国?」 と調べたのが カーボベルデ を知ったきっかけでした。アフリカ大陸から西へ570km、大西洋にぽつんと浮かぶ 9つの島の小さな国。日本人にはほぼ縁がない、でも知れば面白い場所です。

カーボベルデは英語で「Cabo Verde」または「Cape Verde」

もともと英語は Cape Verde(「緑の岬」)でしたが、2013年に国連公式名を「Cabo Verde」に統一。いまは Cabo Verde の表記が主流です。

“Where’s Cabo Verde?” “A small island country in the Atlantic, 570 km off West Africa — Portuguese-speaking, famous for morna music.”
(「カーボベルデってどこ?」「アフリカ西沖570kmの大西洋の島国。ポルトガル語圏で、モルナ音楽で有名です」)

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アフリカ沖の9つの島——場所と成り立ち

カーボベルデは 9つの有人島 でできた小さな国(総面積約4,000km²、鳥取県くらい)。もともと無人島 で、1460年ごろポルトガル人が「発見」して植民地化。大西洋奴隷貿易の中継地 という苦い歴史も歩みました。首都は サンティアゴ島のプライア(Praia)

“Nine inhabited islands, about the size of a small Japanese prefecture, with only 600,000 people.”
(有人島は9つ、面積は日本の小さな県くらいで、人口はたった60万人です。)

公用語ポルトガル語、日常はクレオール

言語事情がちょっと面白い。公用語はポルトガル語 ですが、日常はほぼ全員「カーボベルデ・クレオール語(Kabuverdianu)」。ポルトガル語+西アフリカの言葉が混ざった独自言語で、島ごとに方言も違う。学校は公用語、家では母語という 二言語生活 が国民の日常です。

“Portuguese is official, but at home everyone speaks Kabuverdianu — kids grow up bilingual by default.”
(公用語はポルトガル語ですが、家では全員クレオール語。子供は自然に二言語話者として育ちます。)

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モルナと「裸足の歌姫」セザリア・エヴォラ

世界に知らしめたのが モルナ(Morna)。ポルトガルのファドとブルースの中間のような 哀愁の歌 で、2019年ユネスコ無形文化遺産。象徴が「裸足の歌姫セザリア・エヴォラ(1941〜2011)——舞台に必ず素足で立った国民的スターです。

“Morna is Cabo Verde’s answer to the blues — Cesária Évora, the ‘barefoot diva,’ made it famous worldwide.”
(モルナはカーボベルデ版のブルース。「裸足の歌姫」セザリア・エヴォラが世界に広めました。)

独立50年——アフリカ随一の民主主義

もう一つの意外な顔が、1975年にポルトガルから独立して50年アフリカで最も安定した民主主義 のひとつとされていること。クーデターゼロ、選挙で普通に政権交代——アフリカでは異例です。国内より海外に住む国民の方が多い(米・仏・オランダ等)のも珍しい特徴。

“Cabo Verde is one of Africa’s most stable democracies — no coups since 1975, and more Cabo Verdeans live abroad than at home.”
(カーボベルデはアフリカで最も安定した民主主義のひとつ。1975年以来クーデターゼロ、国民の多くが海外に住んでいます。)

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