「青森のねぶた祭」と聞くと、ほとんどの人が想像するのは青森市のあの巨大灯籠。でも実は、青森にはもうひとつ、見上げると首が痛くなるレベルの祭りがあるんです。それが 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)。高さ23メートル——7階建てビルが街を歩く感覚は、一度見たら忘れられません。
五所川原立佞武多は英語で「Tachineputa Festival」
立佞武多は英語で Tachineputa Festival または Standing Neputa Festival と言います(“tachi”は「立つ」、つまり「立ち上がった巨大ねぷた」)。
“How do you say Tachineputa in English?” “It’s the ‘Standing Neputa’ Festival in Goshogawara, Aomori — featuring 23-meter-tall lantern floats.”
(「立佞武多って英語で何て言うの?」「五所川原の『立つねぷた』祭り、23メートルの巨大灯籠が特徴です」)
7階建ての高さ23m!圧倒的なスケール
立佞武多の最大の特徴は、なんといってもそのスケール。高さ23メートル、重さ19トン。これを引っ張って街を練り歩きます。
“The floats stand 23 meters tall — about the height of a 7-story building — and weigh 19 tons each.”
(山車は高さ23メートル、7階建てビルほど。1台19トンの重さがあります。)
青森ねぶた(高さ約5m)、弘前ねぷた(扇型・6〜10m)と比べても、立佞武多の高さは段違い。「日本で一番”見上げる”祭り」と言ってもいいくらいです。
一度途絶え、平成に復活した祭り
実は立佞武多、明治時代に絶頂を迎えた後、電線の普及とともに一度ほぼ姿を消しました。それが 1996年 に有志の手で復活します。
“It almost disappeared in the early 1900s when electric wires were put up. It was revived in 1996 after nearly a century.”
(明治期に電線が張られて一度途絶え、約100年後の1996年に復活しました。)
電線が地中化され、街が「23mを引き回せる空」を取り戻したから復活できた——技術と街づくりの話までできると、海外講師は意外な顔をします。
「ヤッテマレ、ヤッテマレ」の津軽魂
掛け声は 「ヤッテマレ、ヤッテマレ」。津軽弁で「やってしまえ!」という勢いのある言葉。
“The chant is ‘Yattemare, Yattemare!’ — Tsugaru dialect meaning something like ‘Go for it, do it all!'”
(「ヤッテマレ、ヤッテマレ」は津軽弁で「やってしまえ!」のような意味です。)
青森ねぶたの「ラッセラー」、弘前ねぷたの「ヤーヤドー」と並んで、津軽の3つの掛け声を覚えると一気に通っぽく語れます。
青森「3つのねぶた・ねぷた」を巡る
同じ津軽地方に、形も掛け声もまったく違う3つの祭りがあるのは世界的に見ても珍しい現象です。
“Aomori, Hirosaki, and Goshogawara each have their own ‘nebuta’ style — same root, totally different evolution.”
(青森・弘前・五所川原はそれぞれ独自のねぶた様式を持っています。同じ起源、まったく違う進化です。)
8月の青森を旅行するなら、3つともハシゴするのが粋。「津軽ねぶた3大祭り」を語れたら、もう東北マスターを超えて津軽マスターです。




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