伊勢神宮を参拝した後、おかげ横丁を歩いていると、必ず行列ができている店があります。赤福本店。お餅の上にこし餡をのせただけ——シンプルなのに、なぜか1707年からずっと愛され続けている、伊勢の300年餅です。
赤福は英語で「Akafuku (sweet bean mochi)」
赤福は英語で Akafuku または sweet bean mochi と説明できます(“akafuku”の名前自体が世界に広まりつつあります)。
“What is Akafuku?” “It’s a famous Ise sweet — soft mochi topped with sweet red bean paste, made by the same shop for over 300 years.”
(「赤福って何?」「伊勢の名物菓子。もち米のお餅に小豆あんをのせた和菓子で、同じお店が300年以上作り続けています」)
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餡の「3本の指跡」=五十鈴川の流れ
赤福を手に取ると、餡の表面に 3本の指でつけた波のような跡 があります。これ、実はちゃんと意味があるんです。
“The three lines on the bean paste represent the flow of the Isuzu River, which runs through Ise Shrine.”
(餡の3本の線は、伊勢神宮を流れる五十鈴川の流れを表しています。)
下のお餅は 「川底の小石」。つまり赤福を1つ食べることで、伊勢神宮を流れる清流をまるごと味わう、という見立てなんですね。「ただの餡餅」が一気に文化財みたいに見えてきます。
「赤心慶福」=他人の幸せを願う名前
「赤福」という名前は、「赤心慶福(せきしんけいふく)」という四字熟語から来ています。意味は「素直な心(赤心)で他人の幸せ(福)を喜ぶ」。
“The name ‘Akafuku’ comes from a phrase meaning ‘to celebrate others’ happiness with a pure heart.'”
(「赤福」の名前は「素直な心で他人の幸せを喜ぶ」という意味の言葉から来ています。)
お菓子の名前にここまでの意味が込められているのは、日本の老舗ならではですよね。
朔日餅・赤福氷・ぜんざい —— 季節限定の楽しみ
定番の赤福以外にも、知る人ぞ知る季節限定品があります。
- 朔日餅(ついたちもち):毎月1日だけ発売される限定餅。月替わりで内容が変わる
- 赤福氷:夏季限定、抹茶のかき氷に赤福を入れた贅沢な一杯
- 赤福ぜんざい:冬季限定、温かいぜんざいに焼いた赤福
“Each season has its own version — ‘Akafuku-gori’ in summer (with shaved ice) and ‘Akafuku-zenzai’ in winter (warm sweet soup).”
(季節ごとに違う赤福があります。夏は「赤福氷」、冬は「赤福ぜんざい」。)
伊勢参拝のついでに、その季節だけの赤福に出会えたら、ちょっと得した気分になります。




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