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夏の林間学校で必ずやらされた肝試し。外国人講師に「なんで怖い話で涼むの?」と聞かれて、うまく説明できなかった経験はありませんか。
肝試しは英語で「Kimodameshi」または「Test of Courage」
肝試しは英語では Kimodameshi とそのまま呼ばれるか、“test of courage” と説明されます。「肝(きも)」は”肝っ玉”、つまり度胸を意味し、怖い場所へ行く体験を通してそれを試す、という意味です。
“What’s kimodameshi?” “It’s a Japanese tradition where you test your courage by walking to a scary place, usually at night.”
(「肝試しって何?」「怖い場所まで、たいてい夜に歩いていって、度胸を試す日本の伝統だよ」)
記録に残る最古の例は、平安時代の権力者
もともと武士の家庭では、子供の精神力を鍛える教育として”丑三つ時”(午前2〜3時ごろ)に怖い場所へ行かせる肝試しが行われていました。江戸時代には薩摩藩の郷中教育でも取り入れられ、同時に幽霊や妖怪は庶民の娯楽にもなり、「百物語」やお化け屋敷の見世物も流行しました。
“The oldest recorded example of kimodameshi appears in a Heian-era historical tale, over a thousand years ago.”
(記録に残る最古の肝試しの例は、平安時代の歴史物語に見られ、1000年以上前にさかのぼります。)
なぜ”怖い話”が夏の定番なのか
日本では昔から、背筋がゾッとする感覚が涼しさにつながると言われてきました。体温そのものが下がる確かな根拠があるわけではありませんが、恐怖で鳥肌が立つ感覚を”涼”として楽しむ発想は、江戸の百物語や現代の心霊スポット巡りにも通じています。
“Samurai families originally used kimodameshi to train their children’s mental strength, sending them to a scary place in the middle of the night.”
(もともと武士の家庭では、子供の精神力を鍛えるために、夜中に怖い場所へ行かせる肝試しが行われていました。)
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肝試しは、平安貴族の子供の教育から始まり、武士の精神修行を経て、今では林間学校の楽しい思い出になっている——1000年以上前から形を変えながら続いてきた、息の長い日本文化です。外国人講師に「うちらは怖い話で涼むんだよ」と話すと、ちょっと不思議がられること間違いなしです。
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