Hiyashi Chuka in English(冷やし中華)|1937年仙台発、夏だけの中華麺はなぜ生まれたのか

食文化

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中華料理店の店先に「冷やし中華、始めました」の貼り紙が出ると夏が来た実感がわく——そんな経験はありませんか。外国人講師に「これって年中あるメニューじゃないの?」と聞かれて、答えに詰まったことがあるかもしれません。

冷やし中華は英語で「Hiyashi Chuka」

冷やし中華は英語では Hiyashi Chuka とそのまま呼ばれるか、”cold ramen noodles with toppings” と説明されます。名前に「中華」とありますが、実は中国ではなく日本で生まれた料理です。

“Is hiyashi chuka a Chinese dish?” “The name suggests it, but it was actually invented in Japan.”
(「冷やし中華って中国の料理?」「名前はそう聞こえるけど、実は日本生まれなんだよ」)

1937年、仙台の中華料理店から生まれた

冷やし中華の発祥は1937年(昭和12年)、宮城県仙台市の中華料理店「龍亭」とされています。店主の四倉義雄さんが、暑い夏でも美味しく食べられる中華麺として「涼拌麺(りゃんばんめん)」を考案しました。これが現在の冷やし中華の原型とされています。

“Hiyashi chuka was invented in 1937 by a Chinese restaurant owner in Sendai who wanted a noodle dish people would actually order in summer.”
(冷やし中華は1937年、仙台の中華料理店の店主が、夏でも注文してもらえる麺料理として考案したのが始まりとされています。)

エアコンのない時代、夏は”死活問題”だった

当時はエアコンなどの冷房設備がなく、暑い夏に熱いラーメンを食べる客はほとんどいませんでした。中華料理店にとって夏場の売り上げ減少は死活問題。冷やし中華は、いわば”夏を生き延びるための発明”だったのです。

“Before air conditioning was common, almost nobody wanted to eat hot ramen in summer, so a cold version was a matter of survival for restaurants.”
(エアコンが一般的になる前、夏に熱いラーメンを食べたい人はほとんどおらず、冷たいバージョンはレストランにとって生き残りをかけた発明でした。)

発祥には東京説もある、そして今は”季語”に

発祥については仙台説が有力とされる一方、第二次世界大戦後に東京・神田の老舗中華料理店「揚子江菜館」の2代目が考案したという説も存在します。どちらが真の発祥かは今も議論がありますが、冷やし中華は夏の風物詩として定着し、俳句では7月の季語にもなっています。

“There are two competing origin stories — one in Sendai, one in Tokyo — but either way, hiyashi chuka is now firmly associated with Japanese summer.”
(発祥には仙台説と東京説の2つがありますが、いずれにせよ冷やし中華は今や日本の夏の代名詞になっています。)

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「冷やし中華、始めました」という貼り紙は、夏の風物詩として日本人ならほぼ全員が知っている合図。外国人講師に「これ、実は夏限定なんだよ」と話すと、なぜ限定なのか気になって、話が弾むはずです。

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