Mugicha in English(麦茶)|ノンカフェインが日本の夏の定番になった理由

食文化

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夏の食卓に必ずある麦茶。外国人講師に「なぜ緑茶じゃなくて麦茶を飲むの?」と聞かれて、実はきちんと答えられなかった経験はありませんか。

麦茶は英語で「Mugicha」または「Barley Tea」

麦茶は英語では Mugicha とそのまま呼ばれるか、”roasted barley tea” と説明されます。緑茶(green tea)とは違い、茶葉を一切使わない、大麦を煎じた飲み物です。

“Is mugicha made from tea leaves?” “No, it’s made from roasted barley — there’s no actual tea in it.”
(「麦茶って茶葉からできてるの?」「ううん、煎った大麦からできてるんだ。実は”お茶”じゃないんだよ」)

江戸時代、”高価だった緑茶”の庶民の代わりだった

麦茶のルーツは平安時代、大麦を煎って粉にした「はったい」を湯に溶かして飲んだのが始まりとされます。本格的に広まったのは江戸時代。当時、煎茶はまだ高価だったため、安価な麦茶が庶民の日常飲料として定着しました。

“In the Edo period, green tea was expensive, so common people drank cheap roasted barley tea instead.”
(江戸時代、緑茶は高価だったので、庶民は代わりに安い麦茶を飲んでいました。)

実は”温かい飲み物”として生まれた

意外に思われるかもしれませんが、麦茶は元々「麦湯」(“barley hot water”)と呼ばれる温かい飲み物でした。江戸後期には「麦湯」と書かれた行灯を掲げる夜店が登場し、縁台に座った客が涼みながら温かい麦湯を飲む、今で言う夜のカフェのような社交の場になっていました。

“Mugicha was originally served hot, not cold — the iced version we know today came much later.”
(麦茶は元々冷たくなく、温かい飲み物として提供されていました。今のような冷たいバージョンはずっと後になってからです。)

ノンカフェインが、今の”夏の必需品”にした

冷蔵庫が家庭に普及した戦後になって、ようやく麦茶は今のような冷たい飲み物として定着しました。そして現代、麦茶が注目される理由がノンカフェインであること。子供から妊婦まで誰でも安心して飲めるため、熱中症対策の水分補給として一年中愛飲されています。

“Because mugicha has no caffeine, it’s considered safe for children and pregnant women to drink all day long.”
(麦茶はカフェインが入っていないので、子供や妊婦さんも一日中安心して飲める飲み物とされています。)

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「なぜノンカフェインの麦茶が定番なの?」と聞かれたら、江戸時代に緑茶の代わりだった歴史から、温かい”麦湯”だった過去、今の健康志向まで語れると、外国人講師にも「日本の夏の知恵」として面白がってもらえるはずです。

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