Dagashi in English(駄菓子)|10円のうまい棒・遠足300円、江戸から続く子供菓子文化

小学生のころ、下校の途中で 「10円握って駄菓子屋に立ち寄る」 のがちょっとしたイベントでした。うまい棒 を1本、当たりくじ付きのガム。あの30分は、いま思うと 「日本の子供時代の象徴」 だったんですよね。

駄菓子は英語で「dagashi」または「Japanese penny candy」

そのまま dagashi で通じることも増えていますが、意味を足すなら “Japanese penny candy”(1円レベルの日本の菓子)が伝わりやすいです。

“What’s ‘dagashi’?” “It’s Japanese penny candy — cheap snacks for kids, usually 10 to 100 yen, sold at small neighborhood shops for over 300 years.”
(「駄菓子って何?」「日本のペニーキャンディ。10〜100円の子供菓子で、300年以上ずっと近所の店で売られています」)

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江戸から300年——「取るに足らない菓子」という名前

」は「駄馬」の駄で、「取るに足らない」 の意味。江戸時代、武士向けの高級和菓子 「上菓子」 に対して、庶民の子供向けは「駄菓子」と分けられました。ちょっと自虐的な感じが日本らしいですよね。

“‘Dagashi’ literally means ‘second-rate sweets’ — a name from the Edo period to separate cheap kids’ snacks from the fancy tea-ceremony wagashi.”
(「駄菓子」は文字通り「二流の菓子」の意味。江戸時代、武士の高級和菓子と区別するために生まれた名前です。)

定番の駄菓子——うまい棒・ラムネ・ベビースター

  • うまい棒:10円、1979年発売、味は16種類以上
  • ベビースターラーメン:1959年、割った即席麺の元祖
  • ラムネ菓子:シュワッと溶ける粉タイプ
  • よっちゃんイカ:酸っぱいイカの駄菓子界の王

“Umaibō means ‘delicious stick’ — it’s been sold for 10 yen since 1979, which is almost a miracle in modern Japan.”
(「うまい棒(=おいしい棒)」は1979年からずっと10円。今の日本では奇跡です。)

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遠足の「300円ルール」と駄菓子屋のおばあちゃん

日本人の多くが共有する記憶が 「遠足のおやつは300円まで」ルール。10円のうまい棒を何本入れるか、紙とえんぴつで真剣に計算 したあの時間、覚えている人も多いはず。1970年頃には全国1万軒 あった駄菓子屋も、いまは 1500軒 ほど。店番のおばあちゃんの空気は、コンビニでは絶対に再現できない部分です。

“Japanese kids can bring snacks up to 300 yen on field trips — every kid does the math with dagashi like a tiny accountant.”
(遠足のおやつは300円まで、というルールがあって、子供たちは駄菓子で小さな会計士のように計算するんです。)

大人の駄菓子ブームと海外土産

駄菓子屋は減っていますが、ここ数年おもしろいのが 「大人が駄菓子を楽しむ」動き駄菓子バー、コンビニの駄菓子コーナー常設化、そして 訪日外国人がスーツケースにうまい棒を詰めて帰る 現象。10円の菓子が、いつのまにか「日本の子供文化のお土産」に格上げされているのが、いま起きていることです。

“Foreign tourists bring Umaibō home as souvenirs — a 10-yen snack has quietly become a symbol of Japanese childhood.”
(外国人観光客がうまい棒をお土産に。10円の菓子が「日本の子供時代の象徴」になっています。)

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